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これが昔の代々幡斎場の入り口です。
今よりもうっそうとした感じで木が繁りちょっとコワイ感じがしましたが、小さなボクには格好の遊び場でした。
秋には椎の実ががたくさんあるのでたくさん拾って持って返って
中身をカジって
「やっぱりマズイや」と思い
捨てました
子供の頃は何であんなにどんぐりとか椎の実を拾ってしまうのでしょうか
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高い煙突に古臭い日本的なつくりの火葬場
今の火葬場よりもデザイン的に好きです。
これぞ日本の火葬場だなあという感じがします
いまよりも、何にもなくて不便で
それでもお葬式は会葬者も葬儀屋も遺族も楽しそうないい顔をしていたのを覚えています。 |
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もくもくと立ちのぼる煙
「気がめいる」とか「辛気臭い」とかいわれて今ではどこの火葬場も、煙突から煙が出ない作りになって来ました。
でもそうやって言う人はもともと火葬場があったところに後から越して来た人たちで
そんなことを言われる前から、火葬場はたくさんの人たちを空へ送り返してきたんですね。煙突がない火葬場はイチゴのないショートケーキみたいにさびしいですね |
待合室は鉄筋モルタル二階建て
二階はおもにお客さんの待合室になっていて葬儀屋さんは一階のおくに詰めていて、オヤジについていって火葬場のお姉さんからお菓子をもらったり、お味噌汁をもらったり。今は亡き 故 金子理事長から天ぷらそばをもらったり。火葬場は小さい僕のとって楽しいところでした |
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手前が新館といわれる式場で、言わなくてもわかると思いますが。ただのプレハブです(笑)
暖房もなにもありません
でも椅子だって事だけで、奥の旧館(座敷)よりも良く使いましたね |
奥の旧館といわれ式場です
狭くて、隙間風も吹いて寒くて、座敷で
でも今の葬儀よりもみんな楽しそうでした
昔のお葬式であったものが
今は何か失われてしまってるんですよね
その失われてしまっているものを
どうにか取り戻していきたいなとおもいます。
大体わかっては来たんですけどね |
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昔の特別室
さすがにコレは今のほうが格段に立派です
でもコレはコレで風情があるかも |
昔の最上等火葬炉
ほかにも中等と上等っていう火葬炉がありましたが
大体みんなこれが多かったですね |
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